ジメジメした梅雨のシーズンが近づき早くも夏の暑さを感じるシーズンになりましたね!

小学校では昨今、5月に運動会を行うところが多いようで、お子さんの頑張る姿に成長を感じている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

近年、運動会のあり方が変化し、特に種目数の減少が話題になることがあります。準備や運営の効率化、熱中症対策など、様々な理由があるかと思いますが、私たちは、この種目数の減少が子どもたちの成長に与える影響について、考えてみたいと思います。

運動会の「多様な動き」が育む力

昔の運動会を思い出すと、徒競走、玉入れ、綱引き、騎馬戦、組体操、リレーなど、本当にたくさんの種目がありましたよね。これらの種目には、それぞれ異なる運動要素が含まれています。

  • 走る、跳ぶ、投げるといった基本的な運動能力
  • 協力する、戦略を立てるといった社会性や思考力
  • 全身を使って表現する楽しさ

これら多様な動きを経験することで、子どもたちは知らず知らずのうちに全身の調整能力、バランス感覚、空間認識能力といった、運動能力の土台となる様々な力を育んできました。

種目減少で失われる可能性のある経験

では、種目数が減ることで、子どもたちにとってどのようなデメリットが考えられるでしょうか。

  1. 運動能力の発達の偏り 特定の種目に特化することで、例えば「走る」能力は向上しても、「投げる」「跳ぶ」といった他の能力を伸ばす機会が減ってしまう可能性があります。幼少期に様々な動きを経験することは、将来の運動能力の伸びしろを広げる上で非常に重要です。
  2. 成功体験や挑戦機会の減少 種目数が少なくなると、子どもたちが「自分はこれが得意!」と感じられる機会や、新しいことに挑戦して「できた!」という達成感を味わう機会が減ってしまうかもしれません。運動会は、誰もが主役になれるチャンスがある場所でもあります。
  3. 非認知能力の発達への影響 運動会は、単に体を動かすだけでなく、友達と協力したり、目標に向かって努力したり、時には負けて悔しい思いをしたりと、協調性、忍耐力、自己肯定感といった「非認知能力」を育む絶好の機会です。種目が減ることで、これらの貴重な経験の機会が失われる可能性も考えられます。

Gym lead体操スクールができること

もちろん、運動会の準備や運営には多大な労力がかかりますし、学校側の事情も理解できます。さらに順位づけなど運動が苦手な子にとっては運動を促進する良い結果につながらない可能性もあります。しかし、子どもたちの健やかな成長を願う上で、運動機会の減少は避けたいところです。

Gym lead体操スクールでは、運動会で経験するような多様な動きを、年間を通して体系的に学べ運動する楽しさを感じることができますす。跳び箱、鉄棒、マット運動といった体操の基本指導はもちろん、コーディネーショントレーニングやボール運動や縄跳びなど、様々な運動要素を取り入れることで、将来の運動が困らないように幼少期から楽しく学べるように取り組んでいます。

運動会の機会が少なくなっても、体操スクールでの活動を通して、子どもたちが体を動かす楽しさを知り、心身ともにバランス良く成長できるよう、私たちも力を尽くしてまいります。

お子様の運動能力や成長に関してご心配なことがあれば、いつでもお気軽に当スクールにご相談ください。

6月にはステップアップテストもあるので、更なるモチベーションの増加から練習に熱が入るように頑張っていきましょう🔥

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