「うちの子、ちょっと引っ込み思案で……」 「公園の遊具でも、失敗を怖がってなかなか挑戦しないんです」
そんなご相談を、お迎えに来た親御さんからよく伺います。周りの子が活発に動き回っているのを見ると、つい「もっと自信を持ってくれたらいいのに」と、焦る気持ちになってしまいますよね。
でも、安心してください。 実は、「自信」や「自己肯定感」を育てるのに、体操は最も近道な習い事なんです。
今回は、運動が得意かどうかなんて関係ない、体操スクールで見つけた「心が劇的に変わる瞬間」についてお話しします。
「できない」が「できた!」に変わる瞬間
体操スクールには、魔法のような瞬間が毎日あります。 それは、昨日まで鉄棒に乗ることすら怖がっていた子が、勇気を出してとびのり、クルリンと前回りを決めた瞬間です。
そのときの子どもの顔を、ぜひ見ていただきたいのです。
驚いたような、照れくさいような、でも最高に誇らしげな「ドヤ顔」笑
この瞬間に、子どもの心の中では「自分はできるんだ!」という強烈な自信が芽生えます。
自己肯定感とは、他人と比較して優れていると思うことではありません。
「昨日の自分にはできなかったことが、今日の自分にはできた」 この自分への信頼感の積み重ねこそが、折れない心を育てるのです。
なぜ、他の習い事よりも「体操」なの?
「自信をつけるなら、他のスポーツや勉強でもいいのでは?」と思われるかもしれません。もちろん、どれも素晴らしい経験になります。
それでも私が体操をおすすめするのには、3つの理由があります。
① 自分の体ひとつで完結するから
サッカーや野球のように相手がいません。ピアノのように道具を介しません。体操は、自分の体ひとつで向き合うスポーツです。 「自分の体を、自分の思い通りに動かせた!」という感覚は、子どもにとって最もシンプルで、最もダイレクトな成功体験になります。
② 成功のステップが「見える化」されている
体操の技は、スモールステップの塊です。 逆上がりなら、「鉄棒に触れる」「地面から足が離れる」「お腹と鉄棒が近づいた」。 いきなり100点は取れなくても、今日は「足を高く上げられた」という10点分の進歩が目に見えます。この「小さな一歩」が、慎重派なお子さんの背中を優しく押してくれます。
③ 「安全な失敗」を経験できる
スクール内の器具は安全性を考慮して、跳び箱も柔らかい素材、マットもクッション性のあるものを採用しています。 転んでもいい。尻もちをついても痛くない。先生がしっかり支えてくれる。 「失敗しても大丈夫なんだ」という安心感があるからこそ、子どもたちは初めて「もう一回やってみる!」という挑戦の言葉を口にできるようになります。
スクールで起こった、ある「慎重派」な男の子のお話
以前、Gym leadに通うお子様で、いつもお母さんの近くから離れずにレッスンに入れない男の子がいました。 集団に入っていくのが苦手で、先生が抱き抱えてレッスンに入れても泣いてばかり。お母さんも「いつも迷惑をかけてすみません。うちの子にはまだ早かったのかしら……」と申し訳なさそうにされていました。
私はその子に、「まずは楽しそうなことから始めよう」と伝え、その子の様子を観察しながら表情の変化がみれたタイミングでレッスンに抱き抱えて入れることを続けました。
少しづつ鉄棒に触れる回数が増え、跳び箱の列にも並ぶようになり、その過程を毎回褒めていくことで、最終的にはレッスンに自ら参加するようになりました。
子供の心の変化を当スクールでは保護者の方の観覧を自由にしているため、間近で成長を感じ取れ、一緒に喜び合える環境を構築しています。
保護者の方へ。焦らなくて、大丈夫です
保護者の方は、ご自身の仕事や家事、教育情報の多さに、つい「早く結果を出してあげなきゃ」と自分を追い込んでしまうことがあります。
でも、子どもの自信は、その子の性格、発達スピードに応じて、ゆっくりと育っていくものです。
もしお子さんが「自信がない」と悩んでいるなら、まずはマットの上でゴロンと転がることから始めてみませんか?
私たちは、お子さんが技をマスターすること以上に、「自分を好きになり、自信を持つこと」を全力で応援します。
まずは「できた!」の笑顔を、見に来ませんか?
「うちの子、本当についていけるかしら?」 「運動が苦手だから、まずは雰囲気だけでも知りたい」
そんな保護者のために、当スクールでは【ワンコイン体験レッスン】を随時開催しています。
私たちが体験レッスンで一番大切にしているのは、技ができるようになることではありません。お子さんが「ここは安心できる場所だ」「体を動かすって楽しい!」と感じてくれることです。
プロの指導員が、お子さん一人ひとりのペースに合わせて、小さな「できた!」を一緒に見つけていきます。
【体験レッスンの流れ(50分)】
- まずはリラックス: 楽しい準備体操で、先生や場所になじみます。
- チャレンジタイム: マットや跳び箱など、お子さんのレベルに合わせた「プチ成功」を体験。
- フィードバック: レッスン後、お子さんの輝いていたポイントを先生からお伝えします。
体験後の無理な勧誘は一切ありませんので、どうぞ安心してお越しくださいね。

